丸岡城の作り方(参考です)
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久しぶりの小型の商品になります丸岡城です。現存天守の一つで旧式の下見板張りの望楼型で、石垣は武骨な野面積の天守です。部品数も少ないので初ペーパークラフトの方でも楽しめるかもしれません。


天守最上階から手を付けます。まずは、いつもどうり屋根の棟を裏ノリで貼り付け、入母屋破風の屋根裏も裏ノリで接着。
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屋根と組みます。屋根との接着は指では抑えにくいのでピンセットを使ってください。
破風を付けたら屋根部品の屋根裏を折り返して接着します。
鯱も棟に接着します。鯱は小さいのでカッターナイフの先を刺すようにして切りぬきます。
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最上階廻縁を組み立てます。 最上階壁に廻縁廊下部品を貼り付けます。貼り付けると右写真のようになります。この時、廊下の床が同じ高さになるようにしないと、この後の高欄(手すり)が水平に取り付けられなくなるので折りの段階から注意してください。
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部品を裏から見るとこんな感じです。廊下の裏にノリを塗って、右写真のように高欄を差し込むようにして接着します。
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横から見ると写真のようになります。
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屋根を被せると、右写真のようになります。もう、この段階で天守の風貌です。
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次に下の階の屋根ですが、作り方には特に説明はありません。基本的には先ほどの屋根と同じです。
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そして、最上階と接着します。
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廻縁下に付く切妻破風です。この部品は屋根と壁に密着しないとダメなんで折りはしっかり折ってください。
折りが甘いと浮いてしまうので注意です。浮いて隙間が見えたりすると不細工です。
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切妻破風は写真のように取り付けます。
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1階に腰屋根を付けます。これは建物が石垣の端より内側に建てられているので雨水流入を防ぐために付けられています。 石垣が直角で作れるようになったのは名古屋城あたりからです。それ以前は直角にできず、少し変形していました。(もちろんこのペーパークラフトの石垣も変形させてあります。)特にこの丸岡城の石垣は古いというより石垣の積み方が少し下手だったようなので石垣のきわに建てるのが不安だったため少し内側に建てられています。そんな石垣なので雨水の流入で崩れるのを防ぐためにこの場所に屋根を設けたのです。
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出格子窓は部品が小さいのでピンセットを使って折りましょう。部品が小さいというだけで難しいわけではありません。それを壁に貼り付けます。
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全て合体させると、メッチャかっこいいですね~。
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石垣は先に天守台を貼り合わせて四角く作っておきます。次に階段部品に付け櫓台を接着していきます。
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階段部分が出来たら天守台に取り付けます。
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土台の製作です。先に段差部分の石積みを連結します。
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写真のような感じで、地面をつなげます。
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石垣の上から地面を被せて接着。
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いよいよ最終工程です。土台側面を接着して完成させてから天守を接着します。
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完成でーす!
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