浜田城の作り方(参考です)

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この浜田城は本丸と出丸の構成なので四方が26cm角あるので、うちのモデルとしては
大型の部類になります。この城には天守はなくその役目は本丸の角にある三重櫓が。
そして二の丸との境に一ノ門と六間長屋、本丸中央付近に玉蔵(武器庫だったらしい)
の構成です。今のところ浜田城の全容はこのくらいしかわかっていないそうです。

では、先ずは三重櫓から進めましょう。
最上階の屋根①部品ですが、赤丸部分の棟はいつものようにウラのりで写真のように
貼り合わせ、③部品の破風を接着します。そして、屋根裏部ウラのりで内側に折り貼りします。
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次に鯱を取り付けますがこれは小さいのでピンセットを使うと簡単です。
鯱の切り取りはカッターの先で部品輪郭部に沿って刺すようにすると簡単で綺麗に
切り取れます。そして真ん中の点線部で折り曲げウラのりして棟を挟むように
接着します。写真のようにピンセットでつまんで折ると簡単です。
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順に下の階を作ります。三階部と二重目屋根です。
※余談ですが屋根を1層、2層という数え方がありますが、今は1重、2重が正いてす。
昔の専門家は層と数えている方もいますが層は重や階と混同して使われていたりして
誤解を招くので重と言うのが正しいです。だいたい五重塔を五層塔とは言わないでしょ。
屋根を作る際には右の写真のように両側にのり代がある部品は先に屋根裏の接着を
しておいた方が簡単です。この屋根裏折り返し構造はファセットが考えた構造で、薄紙での
強度アップと隣の屋根部品ののり代を押さえ込むことで屋根同士の連結強度アップを
はかったものです。
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と言うことで二重目の屋根は写真の手順で作ります。
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三階の壁は説明いりませんよね。
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千鳥破風。この部品の折り目はしっかり折って下さい。折りが甘いと本体に接着の際に
隙間があいて不細工になります。
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しっかり折り目をつけるとビシッと隙間なく接着できます。
破風を取り付けたら最上階の屋根も接着しましょう。
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一重目の屋根です。
ここは注意が必要です。組図にも記載してありますが⑨屋根の屋根裏はまだ貼り合わせ
ないで下さい。⑧の二階壁が取り付けられなくなります。
ですが、⑩の入母屋破風の屋根裏は折り返して接着しておきましょう。
⑨屋根と⑩入母屋破風の接着の際に赤線部分に合わせて接着するように注意してください。
屋根の紫線部分から破風の、のり代がはみ出てこないようにします。
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これに⑧の二階壁を組み付けます。
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ここで⑨屋根の屋根裏をウラのりで接着します。
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一階です。
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一階の出窓を作りますが部品が小さいのでピンセットを使った方が簡単です。
この出窓も特に確り折り曲げてください。
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出窓を壁に隙間が空かないように接着します。
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上階と組み合わせ。
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入り口の石階段も忘れずに。
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一ノ門です。
この形式は高麗門といって豊臣期後半ごろに伝わったらしい格式の高い形式の門です。
部品は小さく、折りもややこしいので一度、仮折りして形状確認してからのり付けするように
しましょう。
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六間長屋これは一ノ門横に付く多聞櫓になります。長さが六間しかないので長屋と称するので
しょう。ここにも小さな土塀が付きます。
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玉蔵、本丸にあった武器庫です。 この玉蔵まで作れば建造物の製作は完了です。
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さて、ここからは土台となる地形の作成です。

本丸から作ります。
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先に本丸部の石垣を全て連結してから地面のシートに接着していきます。
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のりは石垣ののり代に塗りますが一度に塗らずに少しづつ、一辺ごとに分けて貼り付けて
行く方がいいでしょう。地面の面積が広いので石垣のエッジと地面のエッジの位置を合わせて
貼っていかないとヨジレが出ることもあるので丁寧に作業してください。
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一ノ門付近の石垣です。少々複雑にはなりますが作業方法は先ほどと変わりないです。
まず、石垣全てをつなぎ合わせてから地面に接着です。
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この段階でヨジレがある場合にはのりが乾く前に補正します。
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二の丸を結合させます。
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次は西側の出丸部分です。
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北側の斜面も同様に接着します。
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そして、土台枠を周囲に貼り付ければ土台は完成です。
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建築物を乗せます。
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門の付近。
左写真の青丸の石に注目です。これは現地調査で確認した石で、石垣の角に縦長の石材を
使っていました。この右側にも同様に縦長の石。ちょっと珍しいので本品に盛り込みました。
こういう小技がファセットの変なところです。
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本丸地面の面積が広いので三重櫓を乗せると少し地面が沈下する箇所が出る場合があります。
それを防ぐために写真のような補強材を部品につけてあります。もし沈下箇所があればその
箇所の下にこいつを支えとして接着してください。
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城を城らしく見せるにはやはり土塀が大事です。しかしこれは結構な曲者。
カッターナイフなどで綺麗に切り出し左写真のように確り折り目を入れます。
直線が長く折りにくいと思いますのでピンセットの先や裁縫用の針の先など細くて
硬いもので折り目をつけると簡単で綺麗に出来ます。
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折り目を付けたら矢印の部分、土塀の屋根のウラにのりをしっかり塗り屋根の庇(ひさし)
部分を接着します。写真のようにピンセットで挟んでいくとこれまた簡単にできます。
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そして土塀の壁の部分のウラにのりを塗り貼り合わせます。
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こんなに綺麗に土塀が作れます。
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各所に土塀を貼りつけると、完成です。
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浜田城、カッコいい!
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