松本城の作り方(参考です)

まず、作業を進める前に左のカテゴリの「作る前に」を読んでから進めて下さい。 
綺麗に作るためにノリなど最適な道具を紹介しています。
19 松本城1

















この松本城は複合連立式天守という非常に面倒な作りです。
初めてのお城ペーパークラフトという方には少々難しいお城です。
また、立体物の読解力が苦手な方は組立図の表記がわかりにくいかも
わかりませんので、心して取り掛かってください。

あと、ピンセットは必需品ですのでご用意ください。
できれば先の尖ったもので、つまむ面が滑り止めの加工がされている
ものより平らなものがいいです。

基本的に組図の手順に沿って作りますが途中から脱線しますので
ご了承ください。

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では、天守一番上の屋根から作っていきます。
切り出した部品に折り目を付けてください。



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この完成品は展示品になりますので、折ったところの点線や
切り取った紙の断面部には筆ペンによる墨入れを行います。
これをやるかやらないかはみなさんの自由ですが、完成時の
クオリティは全く違います。


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ここでの注意はいつもと同じですが
一番上の屋根の棟には裏にのりを
付け貼り合わせそこにシャチを
挟むように接着します。


このように墨入れすると引き締まります。
松本城は黒い板張り式なので墨入れ
すると綺麗です。


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次に4階部ですが、これは特に
アドバイスはありまあせん。




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左上が4階部の組立品です。
ここには4方向に破風が付きます。
破風はこの状態で取り付けるが最善です。




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破風を作ります。右の唐破風は屋根と出窓を作ります。


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接着位置は部品図注記にも書きましたが、お互いの矢印が合わさるように
なります。

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完成した破風を貼り付け位置を確認しながら接着します。
破風が屋根と壁に隙間なく着くように屋根の角度を調整します。


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では組み合わせてみましょう。
のり代に書いてある方角を確認してきましょう。
屋根裏側にのりを付けて接着する方がズレが出にくくやりやすいです。


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屋根裏の折り返しをきっちり
折っていれば傾きや変形なく
綺麗にできるはずです。




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3階部分に取り掛かります。
ココで組図では月見櫓の屋根を組み立ててしまう指示をして
ありますが、私はあとにとっておきます。


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要領は先と同じです。


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1、2階の作成です。
同じような石落としがいくつもありますが
先に切り抜いてしまってものり代部に
指示が書いてあるので安心です。


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壁は一部理解しにくい所かも。
この写真でわかりますよね。




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細かいですが難しくはありません。右写真のように点線部に沿うように
ピンセットでつまみ指で曲げると簡単です。


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指示どうりに貼り付けます。
接着面は指が入らないので
ピンセットでつまむようにして
圧着します。



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石落としを接着したら石垣です。
先に石垣をつけると作業がしにくいです。


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一重めの屋根です。先ほどと同様、右写真の屋根はあとまわし。


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こんな具合です。
屋根は壁側ののり代に合わせて
ください。上手く出来てないと櫓との
連結ができません。



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屋根裏ののり代に合わせて接着。
この時、一度真上から見てください。
四角い屋根が綺麗に並んで見えたら
OK!



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月見櫓にかかります。






_1012549この写真を見れば作り方は理解
できますよね。
回り縁は紙の裏側になるので白く
見えるのでマジックで塗ってしまいます。
マジックは裏写りしないか事前に紙の
切れ端などで確認してください。


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こののり代部にも塗ってください。





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石垣と入口。 この門と右側の石垣の貼り合わせ位置がわかりにくいかと
思います。写真のように下側に合わせてください。
ここは石垣側にのり代を付けないといけませんでした。


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石垣ができたらしたから順に組み上げます。


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この辺は難しいのでしっかり
この写真を見てください。





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さて、まず1階の屋根をつけたら天守と接合します。


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屋根の繋ぎあわせの前に、石垣と
壁をしっかり接着します。
正確に作業してください。




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屋根同士を接着します。






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二重目の屋根をつけます。
そして天守をのせて、下の写真
のようになります。




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天守の複合式部分の完成です。


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乾小天守の作成です。今までと同じ要領で右写真の
ように作り上げます。


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のり代の方角に注意して組み上げます。


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これも同様ですね。石落としも着けてから石垣です。


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屋根を着ければ完成です。


_1012577さあ、連結です。
接着前にどのように取り付くか
合わせてみて確認しておきましょう。




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松本城天守郡の完成です。この状態は本丸側と堀側の石垣高さが
違うので水平にはなりません。それを考慮して水平確認してください。
上からも各階がよじれていないか見てください。
右の写真のように連結部や複合部は真っ直ぐではありません。
これが分かるのが日本名城シリーズ1/300です。
こんなの現地で見てもわかりませんよね。

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天守石垣に合わせて土台を着けます。
本丸側でも堀側でも好きな方からで結構です。


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土台に変面が多いので下にスペーサーをつけます。
特に無くても大丈夫ですが作り側の技量により本当の松本城みたいに
地盤沈下なんてこともありますので。

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最後にお好みで樹木や旗をつけて完成です。
これが松本城です。  
現地に行けなくてもコイツの方が全容が良くわかると思います。

以上、松本城の作り方でした。