熊本城天守は変わった格好をしている。
このモデルは現在の天守なので最上階がガラス張り。本来は雨戸が付いていて四隅は戸袋になっていました。なんでこんな格好かと言うと本来ここは廻縁でしたが長年風雨にさらされると木が腐ってきます。なので途中で廻縁を囲むように板で囲ったんです。この前発売した米子城も一緒ですわ。
なのでちょっと変わった格好になってます。

だいたい廻り縁という物に上ったのは信長や秀吉くらいということで、天守にすら登ったことのない大名はたくさんいたらしい。そら地上30メートルくらいの高さやから風は強いし台風なんか来たらめっちゃ怖いもんね。雷なんかビシバシなってたら死を覚悟するしかないよな。避雷針なんて無かった時代やし。廻縁って見た目はすごくカッコええけど実用性は無かった。
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