熊本城の作り方（参考です）
まず、作業を進める前に左のカテゴリの「作る前に」を読んでから進めて下さい。
綺麗に作るためにノリなど最適な道具を紹介しています。
この熊本城はご存知、加藤清正が建てた城で特に石垣が凄いです。扇の勾配とか武者返しとか言われてますが、加藤家改易のあと熊本城に入った細川忠利（忠興の子）は「こんな石垣、崩れたら危ないやん」と言って城外に屋敷を作ってそこに住んだとか言う話もあります。まあ、確かにこの石垣は尋常じゃないです。なのでこのペーパークラフト熊本城の石垣勾配は尋常じゃありません。
そう、熊本城天守は少々たちが悪い、この天守は見た目は5重6階です。でも2重目と4重目の屋根は上の階と張り出しが同じで庇として扱うのでカウントされず3重6階天守らしいのです。それなのに小天守は3重なんだって。庇が上の階より少し大きいからか？大天守5重でいいと思うんやけど。
では、いつもの事ながら本品を組み立てる前に、カテゴリ内の作る前に（道具・心得）と作り方基本編。そして、作り方必殺技編を確認しておいてください。ココに描いてあることは下記の本編では説明を省く事がありす。
【手順1】
最上階の屋根1番の部品の真ん中の棟の個所を裏のりで貼り合わせ、3番の入母屋破風も屋根裏を貼り合わせます。
1番と3番を接着します。接着面に隙間が空かないようにピンセットなどを使ってしっかりと接着させます。
1番の屋根裏を裏のりで貼ります。
シャチを貼ります。
次に出窓です。4番を5番の湾曲に合わせてあらかじめ軽く曲げておきます。
6番の出窓も組み立てます。
出窓に屋根を貼る。
8と9の5階庇を組みます。8番の屋根裏は折り返して裏のりで貼り合わせておきます。
屋根どうしをつなぎます。
つないだら9番の屋根裏も折り返し接着します。
7番の5・6階を写真の様に組んでおき上から先ほどの庇屋根を上から入れます。
写真の様に貼り付け位置の上で止めておき、この状態でのりを7番の壁に塗ります。
徐々に屋根を下に下げていき、のり代位置で固定します。
先に作った出窓を接着します。
次は一番初めに作った最上階の屋根を接着します。
3重目屋根を10番屋根と11番入母屋破風を接着し組み立てます。
3重目屋根とその上の階を接着します。傾きがないか確認してください。
12番の千鳥破風を2個作ります。
この千鳥破風を本体に接着します。
【手順2】
2・3階部分です。珍しいですね。1・2階が同じ寸法というのはよくありますが、熊本城大天守は2階3階が同寸です。
2重目と言いたくなる庇です。
庇を接着します。
1重目の大きな屋根。18番に20番入母屋破風を接着。
反対側の小天守につながる部分です。
22番と23番を接着します。
22番の屋根裏を折り返し接着。
21番を接着。
1重目屋根に接続します。
2・3階を接着。
裏から見た感じ。
19番千鳥破風を組み立て。
接着します。
これで手順2は終わりなのですが、私は相変わらずせっかちなので本来手順5での工程になってますが、我慢できないので上の階を乗っけてしまします。
かっこいい！そうそう、この写真でこの1重目屋根の大きな屋根裏を折り返し接着してないんですが、接着しておいてください。問題ないです。
【手順3】
次は小天守最上階です。作り方は今までやったのと同じです。
すいません写真ボケてしまおました。
【手順4】
24番に29と30の庇を接着します。
31の屋根に33番の破風接着。
反対側に32番を接着。
この2つを接着します。もう説明はいらんよね。
【手順5】
大小天守の1重目屋根をつなぎます。
手順2の最後にも書きましたが、大天守の1重目屋根の屋根裏折り返しはこの小天守屋根と接続する前に折り返して接着しておいてください。
小天守の最上階を乗っけます。
歪みや傾きをチェック！のりをウチが推奨してるピットマルチ2を使っているなら多少は強引に修正できます。やり過ぎて破れたりしないように。そんな力加減は自分で考えてくださいね。近頃はなんでも書いてないからとか言う奴おるけど、力加減なんか文章で書けんし。俺様も分らん奴の気持ちがわからんわ。
とボヤキはここまで。これで手順5は終わりです。
【手順6】
大小天守の1階部分です。53～57番の壁部品をつなぎます。
38と39を組み立て壁の写真の位置に貼り付けます。
61と62の庇部品をつなぎ64の部品これはこの屋根ののり代の目隠しになります。
先ず庇を壁に接着します。
庇の下の白い部分にこの64番を貼ります。わかるかな？
同様に58、59、60番をつなぎ、目隠し部品は63番です。
こんな感じね。
34番玄関の庇。
のり代に合わせて貼ります。上、壁から突き出さないように。
石落としです。
【手順7】
ここは天守台です。別に順序はありませんドンドンつないでいってください。石垣の勾配がバラバラです。
石垣の上に65番を貼り付けます。
【手順8】
小天守の唐破風の出窓。特にもう説明はないです。作り方わかるよね。
裏面から屋根は付きださないように。平面になります。
【手順9】
大天守の入り口。個々に組み立て。
こんな感じ。組図では土台の石垣と接着の指示ですが、ココでは接着せず別々に本体に接着する方が簡単かな～？なんて思い接着してません。
【手順10】
いよいよ最終工程です。土台を完成させます。
天守台に84番を接着します。
のり付け範囲が多いので写真に示す様に3工程に分けてのりを塗ると簡単です。
76番の石垣を接着します。
80番を接着。
土台枠81番と82番を接着します。
これで土台は完成です。これから上物を取り付けていきます。
手順9で作った大天守入口の土台を接着。ココは絶対に地面から浮かないように確り貼り付けてください。
その上に入口の櫓を接着します。ここ！写真撮り忘れたのですが天守台の上面からこの入り口裏側にある段差が飛び出ないように接着してください。熊本城大天守は石垣からはみ出してますので、ここが飛び出していると天守が浮いてしまいます。もし天守台上面から入口裏側の段差が飛び出しているようならよく切れるカッターナイフなどで入口裏の飛び出しを削り取ってください。
天守1階を接着します。
段差なく出来ていればこのようにきれいに収まります。
手順8の部品小天守に接着。
屋根裏側にのりを少し多めに塗ってから接着すると位置決めが簡単です。
完成です。
湿度の高い部屋などに置いておくと熊本城天守は重いので地盤沈下してくる場合があります。
なので補強の柱を付けておきました。これを裏から大天守と小天守の間のあたりに接着しておきます。
もうこれで完璧です。
どー！なかなか立派でしょ。
ジオラマ化
完成模型にジオラマ模型用のパウダーや樹木を植えるとさらにリアルな良い雰囲気が出ます。
パウダーを撒きたいところにピットマルチ2を塗り上からまぶすだけ。樹木は完成品の裏からスチロール板などを貼る。木を植えたいところに尖った物で穴を開け、そこに木を刺せばOK。
結構簡単です。
まず、作業を進める前に左のカテゴリの「作る前に」を読んでから進めて下さい。
綺麗に作るためにノリなど最適な道具を紹介しています。
この熊本城はご存知、加藤清正が建てた城で特に石垣が凄いです。扇の勾配とか武者返しとか言われてますが、加藤家改易のあと熊本城に入った細川忠利（忠興の子）は「こんな石垣、崩れたら危ないやん」と言って城外に屋敷を作ってそこに住んだとか言う話もあります。まあ、確かにこの石垣は尋常じゃないです。なのでこのペーパークラフト熊本城の石垣勾配は尋常じゃありません。
そう、熊本城天守は少々たちが悪い、この天守は見た目は5重6階です。でも2重目と4重目の屋根は上の階と張り出しが同じで庇として扱うのでカウントされず3重6階天守らしいのです。それなのに小天守は3重なんだって。庇が上の階より少し大きいからか？大天守5重でいいと思うんやけど。
では、いつもの事ながら本品を組み立てる前に、カテゴリ内の作る前に（道具・心得）と作り方基本編。そして、作り方必殺技編を確認しておいてください。ココに描いてあることは下記の本編では説明を省く事がありす。
【手順1】
最上階の屋根1番の部品の真ん中の棟の個所を裏のりで貼り合わせ、3番の入母屋破風も屋根裏を貼り合わせます。
1番と3番を接着します。接着面に隙間が空かないようにピンセットなどを使ってしっかりと接着させます。
1番の屋根裏を裏のりで貼ります。
シャチを貼ります。
次に出窓です。4番を5番の湾曲に合わせてあらかじめ軽く曲げておきます。
6番の出窓も組み立てます。
出窓に屋根を貼る。
8と9の5階庇を組みます。8番の屋根裏は折り返して裏のりで貼り合わせておきます。
屋根どうしをつなぎます。
つないだら9番の屋根裏も折り返し接着します。
7番の5・6階を写真の様に組んでおき上から先ほどの庇屋根を上から入れます。
写真の様に貼り付け位置の上で止めておき、この状態でのりを7番の壁に塗ります。
徐々に屋根を下に下げていき、のり代位置で固定します。
先に作った出窓を接着します。
次は一番初めに作った最上階の屋根を接着します。
3重目屋根を10番屋根と11番入母屋破風を接着し組み立てます。
3重目屋根とその上の階を接着します。傾きがないか確認してください。
12番の千鳥破風を2個作ります。
この千鳥破風を本体に接着します。
【手順2】
2・3階部分です。珍しいですね。1・2階が同じ寸法というのはよくありますが、熊本城大天守は2階3階が同寸です。
2重目と言いたくなる庇です。
庇を接着します。
1重目の大きな屋根。18番に20番入母屋破風を接着。
反対側の小天守につながる部分です。
22番と23番を接着します。
22番の屋根裏を折り返し接着。
21番を接着。
1重目屋根に接続します。
2・3階を接着。
裏から見た感じ。
19番千鳥破風を組み立て。
接着します。
これで手順2は終わりなのですが、私は相変わらずせっかちなので本来手順5での工程になってますが、我慢できないので上の階を乗っけてしまします。
かっこいい！そうそう、この写真でこの1重目屋根の大きな屋根裏を折り返し接着してないんですが、接着しておいてください。問題ないです。
【手順3】
次は小天守最上階です。作り方は今までやったのと同じです。
すいません写真ボケてしまおました。
【手順4】
24番に29と30の庇を接着します。
31の屋根に33番の破風接着。
反対側に32番を接着。
この2つを接着します。もう説明はいらんよね。
【手順5】
大小天守の1重目屋根をつなぎます。
手順2の最後にも書きましたが、大天守の1重目屋根の屋根裏折り返しはこの小天守屋根と接続する前に折り返して接着しておいてください。
小天守の最上階を乗っけます。
歪みや傾きをチェック！のりをウチが推奨してるピットマルチ2を使っているなら多少は強引に修正できます。やり過ぎて破れたりしないように。そんな力加減は自分で考えてくださいね。近頃はなんでも書いてないからとか言う奴おるけど、力加減なんか文章で書けんし。俺様も分らん奴の気持ちがわからんわ。
とボヤキはここまで。これで手順5は終わりです。
【手順6】
大小天守の1階部分です。53～57番の壁部品をつなぎます。
38と39を組み立て壁の写真の位置に貼り付けます。
61と62の庇部品をつなぎ64の部品これはこの屋根ののり代の目隠しになります。
先ず庇を壁に接着します。
庇の下の白い部分にこの64番を貼ります。わかるかな？
同様に58、59、60番をつなぎ、目隠し部品は63番です。
こんな感じね。
34番玄関の庇。
のり代に合わせて貼ります。上、壁から突き出さないように。
石落としです。
【手順7】
ここは天守台です。別に順序はありませんドンドンつないでいってください。石垣の勾配がバラバラです。
石垣の上に65番を貼り付けます。
【手順8】
小天守の唐破風の出窓。特にもう説明はないです。作り方わかるよね。
裏面から屋根は付きださないように。平面になります。
【手順9】
大天守の入り口。個々に組み立て。
こんな感じ。組図では土台の石垣と接着の指示ですが、ココでは接着せず別々に本体に接着する方が簡単かな～？なんて思い接着してません。
【手順10】
いよいよ最終工程です。土台を完成させます。
天守台に84番を接着します。
のり付け範囲が多いので写真に示す様に3工程に分けてのりを塗ると簡単です。
76番の石垣を接着します。
80番を接着。
土台枠81番と82番を接着します。
これで土台は完成です。これから上物を取り付けていきます。
手順9で作った大天守入口の土台を接着。ココは絶対に地面から浮かないように確り貼り付けてください。
その上に入口の櫓を接着します。ここ！写真撮り忘れたのですが天守台の上面からこの入り口裏側にある段差が飛び出ないように接着してください。熊本城大天守は石垣からはみ出してますので、ここが飛び出していると天守が浮いてしまいます。もし天守台上面から入口裏側の段差が飛び出しているようならよく切れるカッターナイフなどで入口裏の飛び出しを削り取ってください。
天守1階を接着します。
段差なく出来ていればこのようにきれいに収まります。
手順8の部品小天守に接着。
屋根裏側にのりを少し多めに塗ってから接着すると位置決めが簡単です。
完成です。
湿度の高い部屋などに置いておくと熊本城天守は重いので地盤沈下してくる場合があります。
なので補強の柱を付けておきました。これを裏から大天守と小天守の間のあたりに接着しておきます。
もうこれで完璧です。
どー！なかなか立派でしょ。
ジオラマ化
完成模型にジオラマ模型用のパウダーや樹木を植えるとさらにリアルな良い雰囲気が出ます。
パウダーを撒きたいところにピットマルチ2を塗り上からまぶすだけ。樹木は完成品の裏からスチロール板などを貼る。木を植えたいところに尖った物で穴を開け、そこに木を刺せばOK。
結構簡単です。
しました
ゲル総帥
が
しました