戦艦大和の作り方(参考です)
F09戦艦大和1



















この大和は護衛艦シリーズと同じ1/900スケールです。
当時はステルスなんて技術は無かったのでいびつな構造物がたくさん乗っかってますので
複雑な形状となってます。
設計当初は部品も、もう少し簡略化したものだったのですが「大和だから仕方ないか」と
思い結構難しくなってしまいました。
難しいと言っても今まで護衛艦シリーズを作ったことがある方には単に部品数が増えた
というレベルです。
何しろ最大、最強の戦艦ですから難しくて当然です。
頑張って作りましょう!

部品は細かいゆえにシビアな寸法で作っていますので、切り取りや貼り付けは出来るだけ
線に合わせてズレを少なくするように心がけて組み立ててください。

組立図に合わせて作って行きます。


1、艦橋の組立
艦橋の一番上にあたる射撃管制・15メートル測距儀を作ります。
いきなり細かい部品ですが、ピンセットを使い細かく曲げていきます。
写真左が6番で右が7番で、どちらも作り方は同様です。注意するところは、この部品は
積み重ねるので底面と上面が水平であるかどうかです。
できるだけ傾かないようにするために底面のノリ代は無くしましたので、切り取りの際に
カッターで真っ直ぐ切ってください。
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8番を真中で折り裏ノリで貼り合わせ、6、7、8番を組み合わせます。
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9番を丁寧に切り取り折り曲げ線に従って折り目を付けておき、左写真のように前方を
うらノリで貼り合わせます。そして側面も貼り合わせます。
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先の射撃管制部品を組み付けます。右写真のように裏面にはノリ代がないので紙のふちに
ノリを付けて接着します。
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先方、側面、上面から見て、ズレや傾きが無いように調整します。
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艦橋を作ります。
12番(艦橋本体)を7角柱で作りますが背面のノリ代に合わせて作ってください。
出来るだけ細くなるよう意識して接着します。特に切込の下はこの後で18番の上部構造物に
差し込むので注意しましょう。
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11番に10番を貼り合わせます。
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13番と14番を組み立てます。13番は左右共通部品ですが、14番は左右で異なります。
ピンセットを使って丁寧に作ってください。出来上がったら先ほどの10、11番の部品と13番
14番を12番(艦橋本体)に接着します。
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15番、16番を組み立てますが、15番は右写真のように16番の上に乗せ、12番の艦橋本体に
背面を接着するのですが、上下の三角のノリ代をしっかり折っておかないと浮いてくる
可能性がありますので切り落としてしまうのも良いと思います。
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艦橋背面
17番を作りますが折り曲げがわかり難いかもしれないのでこの写真を参考にしてください。
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17番を艦橋の切り込み部分へ差し込み接着します。
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最後に初めに作った射撃管制部品を接着します。
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いろんな角度から見て、歪みがないかチェックしこの段階で出来るだけ修正しておきます。
これで艦橋は完成です。
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2、上部構造物の組立
18番を写真左のように組み立てますが、切り抜いた箇所には先ほどの艦橋を差し込むので
ちゃんと入るか一度差し込んで確認してください。入らない場合は18番の切り抜き部を広げる
などの対策を取ってください。
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21番を作り19番と20番を接着します。
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18番を19と20番の間に差し込む様に入れて接着します。
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3、上部構造物の組立
25番を切り取って先ほどの18番の背面に接着するのですが、内側の緑色の切り抜き写真左の
ように探照灯などを引き起こしてから貼り付けます。
そして、22番(右舷)、23番(左舷)、28番も貼り付けます。
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組み付け状態。
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24番の煙突です。写真左のように接着前に曲線を付けておき組み立てます。
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29番のマストです。写真のように間をくり抜くとリアル感が増しますが、難しい場合は
くり抜くのはやめておいても良いでしょう。
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真中の鉄骨部分は裏ノリで貼り合わせます。
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後部測距儀を組立て取り付けます。煙突と後部測距儀は取り付け面の紙断面に接着剤を塗り
組み付けます。
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写真のような仕上がりになります。
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艦橋を差し込みます。ここはスカスカじゃなければ接着はしなくても構いません。
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4、15.5センチ副砲の組立
36番の砲身部分は細いので切り取る際には注意してください。
副砲は裏側の紙の断面にノリを塗って接着します。
!!!ここで私のミスがあります。2番副砲の貼り付け位置(21番後方)に「38」と
記載してありますが、正しくは「36」です。!!!すみません。

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5、46センチ主砲の組立
砲身はこれ!59番を丸めて9本作ります。一応予備も9本分付けてあります。

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丸め方はいろいろありますが、写真のように長手方向にピンセットでつまみ、少しづつ
指で軽く折っていく方法が早く作れるのかなと思います。
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ピンセットである程度丸められたら指で、鼻クソを丸めるようにして細くします。
ノリ代が見えなくなるまで細く出来たら軽く開いてノリ代部に薄くノリを塗って接着します。
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前部で9本作りますが、上手に丸めることができない場合は、簡略砲身を使ってください。
これは砲身を四角柱にするので簡単です。
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では、主砲の組立です。写真は第一主砲です。
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特に説明はありませんが、写真のように作ります。
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次に砲身を付けますが、砲身の白い帯になっている部分が接着位置です。この位置に合わすと
長さがそろいます。30番の砲塔の白いリップの裏にノリを塗り砲身の位置を合わせて接着しま
す。砲身が太くてはめにくい場合や上下に動かし難い時は、砲身の白帯あたりをピンセット
などでつまみ幅を細くするといいです。
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上記の状態だと砲身の上下角が自然と下がってきたり外に開いたりバラバラの角度になって
しまう事があります。ある程度しっかりした砲身角度にするには中に針金などを仕込むと
しっかりします。太い針金はNGですが写真のようなケーブルの皮をはぎ、中の銅線を引き
抜き7センチくらいに切ります。
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だいたいこの程度の寸法で曲げます。銅線は柔らかいのであまり真っ直ぐになるように
こだわらなくてもいいいです。
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砲身に刺し、揃えます。
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砲塔と接着してOK。
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これでしっかりします。
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左写真のようにノリ代にノリを塗り33番の切り抜き穴に差し込みます。
この時30番と33番をしっかり固定するために30番の裏側の紙の縁にもノリを塗っておくと
良いです。
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差し込んだら、33番の内壁にしっかり接着して固定し出来上がりです。
銅線のおかげで右写真のように砲身角度も自在です。
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同様に第二主砲、第三主砲も作ります。第二、第三主砲には43番の三連装25ミリ機銃が
付きます。貼り付け位置の指し示す方に向けて機銃を貼り付けます。
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6、船体の組立
1番の部品を切り出し写真のような状態にします。
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4番の部品を艦尾に接着します。この時、4番のピンク色の裏ノリ指示のある部分は写真左の
様にだいたい直角になる位置に貼り付けます。それから写真右のように1番のリップを貼り
付けます。
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次は艦首です。2番を写真左のように曲げて形成し、船体に貼り付けます。
ここは斜めに傾いたりしやすいので貼り付け後にズレなどを調整してください。
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大和のトレードマークの菊紋を取り付けます。艦首の曲面に合わせてあらかじめ曲げて
おき、艦首に貼り付けます。菊紋が真中に来るようにします。
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5番の甲板です。切り出したら先ず、くり抜いた穴に主砲塔が入るか確認してください。
きつくて入らない場合は穴を広げてください。これを各穴、各砲塔とも確認します。
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5番の甲板です。甲板の両舷のノリ代を折ります。そこに書かれている赤いラインがあり
ますが、だいたいその位置に合わせて58番の補強材を3つ接着します。
艦首側の補強材は文字が描いてある方を前に向けて接着。真中はどっちでもいいです。
艦尾側の補強材は白い裏面を艦首側に向けてください。というか、第三主砲の穴に補強材の
ノリ代がかからないようにできればOKです。
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船体に甲板を接着します。ノリを塗る前に一度はめてみて位置確認しておいた方がいいです。
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船体側のこの部分にもノリを塗っておくといいです。
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船体はこれで完成です。
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7、完成
艤装
艦尾の40番アンテナや41番クレーンを作ります。
40番アンテナ(写真左の下)は写真のように船体との接着部位にあたるノリ代部分を
切り落とした方が、傾かず、また、しっかり接着出来ます。41番は折るだけで、アンテナ
と接着します。
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39番のカタパルトも写真のように折るだけです。写真右のようにこのカタパルトとアンテナ
を接着します。
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船体に、主砲の1番、2番、3番の順で組み付け、次に第一副砲を接着。
最後に上部構造物を接着します。
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機銃・高角砲
最終工程です。が!ここからが厄介。
機銃や高角砲は部品図Cに作り方を載せてあるので、それを見て組み立てて欲しいのですが
ここからはさらに細かな作業と我慢強さが求められます。
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見てのとおり丸く切り抜く部品がいっぱいです。
これをカッターで切っていくには面倒くさいので、私は秘密兵器を買ってきました。
ホームセンターで見つけてきました。皮などに穴をあけるポンチです。
サイズによって価格は違いますが一つ300~400円程度でした。こいつを使って
丸い部品を切り取っていきます。
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ここの丸い部品は、何らかの工具がつかえるように寸法を3パターンの抑えました。
42番は直径4ミリ、44番は直径5ミリ、49番および53番は直径7ミリです。
もし、ポンチなどを使う場合にはその3種類あればOKです。
抜くのは簡単、写真のように部品に合わせて、2、3回左右にゴリゴリやれば簡単に
きれいに抜けます。でも、はじめは紙の余白部分などで練習した方がいいですよ。
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先ずは42番の機銃を切り抜き貼り付けます。貼り付け位置は部品図Dの配置図を参考に
してください。
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シールド装備25ミリ機銃。
これには高さ違いの2パターンあります。
44番と45番の高いタイプ。そして44番と46番の低いタイプです。
作り方は同じです。45番や44番を写真のようにピンセットでつまみギザギザ部を
しっかり折ります。
そうそう!45には貼り付け位置指示のためにギザギザの反対側にベロンとノリ代の
帯を付けていますが切り取った方が簡単です。バッサリ斬り落としましょう!
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そして丸く整形し、ノリを付けて44番を貼ります。
もし!45や46が丸く整形できない場合は44番を直接船体に貼っても構いません。
当然リアル感は少し落ちますが。仕方ないよね。
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46番の低い方は艦橋後方の両側4か所です。裏の紙の縁にノリを塗って接着します。
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45番の高い方は水色三角印の両側20か所です。
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12.7センチ高角砲。これも49番の低い平台座タイプと50番の高い台座タイプの2種類
になります。
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高い台座50番タイプは真中。低い台座49番はその両脇になります。
!!!ここでも私のミスがあります。貼り付け位置に「47」と記載している個所は「低」で、
「48」は「高」です。!!!すみません

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シールド装備12.7センチ高角砲。特に説明はありません。
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両側6か所に貼り付けです。
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旗はお好みで付けるか付けないかを選択してください。
なので、貼り付け位置は船体側には指示していませんが艦尾最後方に取り付けます。
旗は切り取る前に真中で折っておきます。それから切り取って裏ノリで貼り合わせます。
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零式水上観測機。戦闘時には格納庫に入っているので作るか作らないかはお好みでどうぞ。
部品が細かいのですが54番を丁寧に切り取り貼り合わせます。
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下側の翼、左用56番、右用57番です。これを機体側面に貼ります。
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最後に55番の上側の翼を接着して完成です。
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カタパルトに接着します。
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これで完成です。お疲れさまでした。
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付属の背景シートに無料ダウンロードの「戦闘シート」でこんなこともできます。
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