製作するにあたって、お勧めする道具を紹介します。

ここで紹介している道具は、すべて私が普段使っている物で入手困難な特別なものは無いと思います。私もこれらは全てホームセンターで入手してきました。
道具














では、私の普段使いの道具を左から順に紹介します。

 ・のり<PiT MULTI-2(ピットマルチ2) メーカー:トンボ>
 強力ですごく良いノリです。
 水のりなどに比べ水分が少なく、少々塗り過ぎても紙に水分が吸収されないので
 紙が波打ったり、フニャフニャになりません。
 粘着力も強いので少量で、しっかり接着できます。
 今の所、10年前に作ったクラフトもハガレなどが発生したことはありません。(弊社の実績)

 また、このノリは乾いてから貼れば はがすことが出来ます。
 (使い方はノリの説明書きを見てください。)
 旗や樹木には最適で、後日レイアウトを変えたり、付け替えたり出来ます。
 特に戦国の合戦ジオラマシリーズでは重宝します。
 武将の配置が何度でも変更できるので、いろんな状況に変更ができます。
 欠点は指につくとネバネバしますので他の個所を汚してしまうことがあります。
 ウエットティッシュなどで手を拭きながら作業すればいいだけですけどね。

 ファセットのwebサイトでも購入できます。リンク→PiT MULTI-2(ピットマルチ2)

注意
水のりやスティックのりは使わない方が良いです。水分過多、気温湿度に弱い、塗り口が大きく作業し難い。などなどの問題があります。



・筆ペン
 これは必須ではありません。 このブログの「作り方」必殺技に紹介した、エッジ処理
 使用します。 折り曲げ線の点線や紙のカットした断面に塗ります。
 これは黒の筆ペンなら何でもいいです。


・カッティング定規(製図用字消し板)
 写真は製図用具の字消し板です。これは板厚が0.1ミリのステンレス製なので
 部品を切り出すときに使う定規としては最適です。
 
 普通の定規でも良いのですが、プラ製はカッターで削ってしまうのでダメ。
 定規に厚みがあるとカッターの刃のあて具合でズレてしまう。
 字消板2-1











 そんなこんなで、私はこれを使っていますが、本来の使い方ではないので、万が一
 怪我をしても私は知りません。自己責任でよろしく。
 
 これもホームセンターの工具や製図道具を売っているコーナーに行けば置いている
 ところもあります。 定規を使う場合は出来るだけ薄くて硬い金属性のものを選びましょう。
 
 ファセットのwebサイトでも購入できます。リンク→カッティング定規(製図用字消し板)


・カッター
 綺麗に作るにはハサミよりカッターを推奨します。
 私が使っているのは刃先が通常の物より鋭角で30°の物です。通常は59°らしいです。
 刃先が30°と鋭角なのでシャチ等の小さな部品を切取るときに重宝します。
 刃先で刺すようにすると簡単に切取れます。
 刃先は消耗品です。切れ味が悪くなると直ぐに新しくしましょう。
 
 これもホームセンターの工具売り場に売ってます。

 ファセットのwebサイトでも購入できます。リンク→細工カッター(鋭角刃30°)


・ピンセット
 これはあると非常に作業しやすいです。 なくてもできますが、使い慣れると外せない
 アイテムです。 部品とつまむだけではありません。
 細かい折りや、細部の貼り合わせで指では押さえられない箇所などに大活躍です。
 但し、先のつまむ部分に滑り止めのローレット加工を施してない物を使ってください。
 紙の表面を傷付けます。
 また、できればストレートの物がお勧めです。
  ピンセット折り2-1ピンセット貼り3-1







 これもホームセンターの工具売り場に売ってます。

 ファセットのwebサイトでも購入できます。リンク→先尖りピンセット


・定規
 これは、長い直線を切る時に使います。先の字消し板は小さいので取扱いが
 楽なのですが、直線の長い土台部品や土塀には使いずらい。これなら大型
 部品に対応できます。
 写真の物は工場勤めの方はご存知と思います。ステンレス製のスケールです。
 でも、これを使うのは大型の部品なので、少々の誤差は大丈夫なので家に
 ある他のプラ製の定規でもいいと思います。


・カッティングマット
 これは、安全のために絶対に使ってください。それにカッターを使うときは、
 これの上の方が断然切りやすいです。 テーブル直や新聞の上、段ボルや
 厚紙の上は危ないし綺麗に切れないし、カッターの刃が悪くなるのでダメです。
 
 これもホームセンターで売ってます。

 ファセットのwebサイトでも購入できます。リンク→カッティングマット


まあ、道具はこんなところです。
カッターやハサミなどの刃物を使う作業なので、くれぐれも手など切らぬようご注意ください。
子供さんが作る時は絶対に大人がついて、適切なアドバイスをしてあげてください。

では・・・健闘を祈ります!