沼田城の作り方(参考です)
まず、作業を進める前に左のカテゴリの「作る前に」を読んでから進めて下さい。
綺麗に作るためにノリなど最適な道具を紹介しています。
真田昌幸の長男信之が築城したとされる今は無き城です。
その昔は軍事、経済面で非常に重要な位置にあった沼田城は
近年金箔瓦まで見つかり、どうやら五重の天守があったようです。
それらを考証し群馬県沼田市が復元案を制作。
沼田市のご協力のもと、かつての勇姿をクラフトで再現しました。
天守は独立式で天守を土塀が囲む伊賀上野城に似た作りです。
作るときにはピンセットが必需品ですのでご準備下さい。
ここでの作り方は製品に掲載の手順とは異なりますが、ご愛嬌と
思ってご覧下さい。
いつもの如く、最上階から行きます!
今回の一応説明しますが、最上階の屋根は鯱を付けるので棟の部分は
うらノリで貼り付けておきます。
今回も一応説明しますが、最上階の屋根は鯱を付けるので棟の部分は
うらノリで貼り付けておきます。
次に入母屋破風部の屋根の折り返しにも注意が必要です。
貼り付けは屋根の裏側だけです。組立図を参照下さい。
破風部を屋根に接着します。
まずは、左写真の様に破風を両側共に接着してそれから屋根部
の屋根裏を接着です。
この工程は今後どれも基本的に同じです。
屋根裏を後貼りにすることで破風側ののり代を挟むようになるので
強度が上がります。
最上階の壁を作ります。こういう部分はのり代を写真のように
ピンセットで挟むと接着しやすいです。
鯱の折り曲げも折り線に合わせピンセットでつまんでから曲げると
簡単で綺麗にできます。
屋根n棟を挟むように鯱を接着して壁も取り付けます。
やの裏ののり代にのりを塗った方が、余計な所にのりが付いたり
しないので綺麗にできます。
同じ要領で廻縁の部分を作ります。
右写真の様に作ってしまいます。屋根には方角がありますので
注意してください。
左の様に縁台と屋根を付けてから高欄を巻き付けるように接着します。
先ほど作った最上階をのり代に合わせて接着すると、もう城が
完成したかのような気になってきたでしょ。
取り付けの際は方角に気を付けてください。
それと、屋根の上からも確認しましょう。四角い屋根同士ズレてない?
さあ、次々とドンドン行きましょう!
もう、説明はいりませんね。
この状態で、次に破風を組み立てます。この階には3タイプ
あります。破風や出窓部品は小さいので接着面の押さえは
ピンセットでつまんで貼り合わせるのが一番です。
細かいですが、頑張りましょう。間違いなく脳は活性化されています。
右の写真を見てください。出窓と屋根は裏側でツライチです。
この唐破風の出窓も同様です。屋根はあらかじめ破風の曲線に
合わせて指で形を整えておきましょう。
四重目屋根に取り付ける前に
破風を付けておくことが重要。
変形リスクを抑えれます。
ここで四重目屋根に接着です。
屋根裏ののり代にのり付して
やりましたか?
綺麗に出来たのであれば、別に
どんなやり方でも文句はありません。
三階部と二重目屋根を組み立てます。 もう簡単でしょ。
破風を取り付けておいてから前回の部品と合体!
さて、ここがこの城の最大の難所です。
出窓や壁はもう問題ないでしょう。厄介なのは屋根です。
どこから組み立てても構いませんが、一度にあちらこちらにのりを
塗るのはやめましょう。 思わぬ所にくっついてしまいますので
一箇所づつ丁寧に接着してください。
屋根の折り返しも全面のり付ではありませんので、必ず貼り付け面を
確認してからのりを付けます。
出来上がりは、こんな感じです。
上手く出来ました?
次の難関はこの屋根と壁の接着です。
一度、仮組みしてください。それからのり付けを行います。
特に壁の角の部分の接着はしっかりやりましょう。
決してのりは付け過ぎないこと。
ペーパークラフトの失敗の9割はのりの付け過ぎです。
ここを通り過ぎれば後は簡単。
出窓を壁に接着して。
本体へ組み付けましょう。
変形はしていませんか?
いよいよ天守最終工程、1階です。
ここまで乗り切ったあなたにはこんな部分はチョロイでしょう。
どーよ!めっちゃかっこええでしょ!
と、喜ぶのも束の間。これだけでは城とは言えません。
ここからは穴太衆の如く石垣作りに精を出しましょう。
石垣部品はこれだけ。 それほどでもないでしょ。
特に難しい部分はありません。順番に接着していきましょう。
この、左写真の状態まで出来たら右写真の様に先に階段部分を
組み立ててから天守台へ取り付けるのがやりやすいように思います。
最後に、城壁の石垣を接着します。
土台は部品2つですが折る部分の長さが長いので丁寧に折り曲げ
ましょう。 先に石垣外側の土台を接着すると石垣が固定されて
本丸側の接着がしやすい様に思います。
土台裏の折り返しは指が太いと
抑えにくいかもしれないので、
ピンセットを使っても良いですよ。
天守台完成です。
土台が浮いたりしてません?
座りのいい土台が作れたあなたには
石垣職人の穴太衆の称号があたえられます。
穴太衆の意味がわからない人は調べてください。
さあ、天守をのせてください。
石垣ののり代を内側に折っておいてのりを塗りましょう。
勝手に変なところにくっつかないようにです。
ここで注意は天守が歪んでつかない様に真っ直ぐそびえ立つ様に
確認しながら接着しましょう。
じゃ~ん。まだ出来てません!
ここで心、折れるんじゃない!最後まで頑張るんだ!
土塀いきましょう!
あっ!入口の階段忘れてました。写真がない!
天守には入口が2ヶ所ありそこに小さな石階段があります。
土塀を付ける前に石階段を付けてください!
気を取り直して土塀へGO!
土塀は左写真の様に折り曲げます。
次に右の写真の様に屋根の裏側にのりを付けます。
次は、壁を貼り付けて、つなぎ合わせると右の様になります。
これを本体に接着すると完成です。
いつもはここで終わるのですが、今回は久々に樹木と旗も少々
解説しましょう。
写真のように下の折れ線部で切ります。
そして、真ん中の線で折り曲げてのり付けして貼り合わせます。
右の写真のようにそれなり、適当に切り抜いて完成。
貼り合わせてから切る方が綺麗にできます。ただし、真ん中の折れ線で
しっかり折ることです。
旗は切り抜いたら下側を折り曲げて
から貼り合わせるだけです。
後は、好きな位置に配置しましょう。
これが、完成です! 真田氏はすごい城を持っていたんですね。
これは毛利輝元が築城した広島城に匹敵します。
まず、作業を進める前に左のカテゴリの「作る前に」を読んでから進めて下さい。
綺麗に作るためにノリなど最適な道具を紹介しています。
真田昌幸の長男信之が築城したとされる今は無き城です。
その昔は軍事、経済面で非常に重要な位置にあった沼田城は
近年金箔瓦まで見つかり、どうやら五重の天守があったようです。
それらを考証し群馬県沼田市が復元案を制作。
沼田市のご協力のもと、かつての勇姿をクラフトで再現しました。
天守は独立式で天守を土塀が囲む伊賀上野城に似た作りです。
作るときにはピンセットが必需品ですのでご準備下さい。
ここでの作り方は製品に掲載の手順とは異なりますが、ご愛嬌と
思ってご覧下さい。
いつもの如く、最上階から行きます!
今回の一応説明しますが、最上階の屋根は鯱を付けるので棟の部分は
うらノリで貼り付けておきます。
今回も一応説明しますが、最上階の屋根は鯱を付けるので棟の部分は
うらノリで貼り付けておきます。
次に入母屋破風部の屋根の折り返しにも注意が必要です。
貼り付けは屋根の裏側だけです。組立図を参照下さい。
破風部を屋根に接着します。
まずは、左写真の様に破風を両側共に接着してそれから屋根部
の屋根裏を接着です。
この工程は今後どれも基本的に同じです。
屋根裏を後貼りにすることで破風側ののり代を挟むようになるので
強度が上がります。
最上階の壁を作ります。こういう部分はのり代を写真のように
ピンセットで挟むと接着しやすいです。
鯱の折り曲げも折り線に合わせピンセットでつまんでから曲げると
簡単で綺麗にできます。
屋根n棟を挟むように鯱を接着して壁も取り付けます。
やの裏ののり代にのりを塗った方が、余計な所にのりが付いたり
しないので綺麗にできます。
同じ要領で廻縁の部分を作ります。
右写真の様に作ってしまいます。屋根には方角がありますので
注意してください。
左の様に縁台と屋根を付けてから高欄を巻き付けるように接着します。
先ほど作った最上階をのり代に合わせて接着すると、もう城が
完成したかのような気になってきたでしょ。
取り付けの際は方角に気を付けてください。
それと、屋根の上からも確認しましょう。四角い屋根同士ズレてない?
さあ、次々とドンドン行きましょう!
もう、説明はいりませんね。
この状態で、次に破風を組み立てます。この階には3タイプ
あります。破風や出窓部品は小さいので接着面の押さえは
ピンセットでつまんで貼り合わせるのが一番です。
細かいですが、頑張りましょう。間違いなく脳は活性化されています。
右の写真を見てください。出窓と屋根は裏側でツライチです。
この唐破風の出窓も同様です。屋根はあらかじめ破風の曲線に
合わせて指で形を整えておきましょう。
四重目屋根に取り付ける前に
破風を付けておくことが重要。
変形リスクを抑えれます。
ここで四重目屋根に接着です。
屋根裏ののり代にのり付して
やりましたか?
綺麗に出来たのであれば、別に
どんなやり方でも文句はありません。
三階部と二重目屋根を組み立てます。 もう簡単でしょ。
破風を取り付けておいてから前回の部品と合体!
さて、ここがこの城の最大の難所です。
出窓や壁はもう問題ないでしょう。厄介なのは屋根です。
どこから組み立てても構いませんが、一度にあちらこちらにのりを
塗るのはやめましょう。 思わぬ所にくっついてしまいますので
一箇所づつ丁寧に接着してください。
屋根の折り返しも全面のり付ではありませんので、必ず貼り付け面を
確認してからのりを付けます。
出来上がりは、こんな感じです。
上手く出来ました?
次の難関はこの屋根と壁の接着です。
一度、仮組みしてください。それからのり付けを行います。
特に壁の角の部分の接着はしっかりやりましょう。
決してのりは付け過ぎないこと。
ペーパークラフトの失敗の9割はのりの付け過ぎです。
ここを通り過ぎれば後は簡単。
出窓を壁に接着して。
本体へ組み付けましょう。
変形はしていませんか?
いよいよ天守最終工程、1階です。
ここまで乗り切ったあなたにはこんな部分はチョロイでしょう。
どーよ!めっちゃかっこええでしょ!
と、喜ぶのも束の間。これだけでは城とは言えません。
ここからは穴太衆の如く石垣作りに精を出しましょう。
石垣部品はこれだけ。 それほどでもないでしょ。
特に難しい部分はありません。順番に接着していきましょう。
この、左写真の状態まで出来たら右写真の様に先に階段部分を
組み立ててから天守台へ取り付けるのがやりやすいように思います。
最後に、城壁の石垣を接着します。
土台は部品2つですが折る部分の長さが長いので丁寧に折り曲げ
ましょう。 先に石垣外側の土台を接着すると石垣が固定されて
本丸側の接着がしやすい様に思います。
土台裏の折り返しは指が太いと
抑えにくいかもしれないので、
ピンセットを使っても良いですよ。
天守台完成です。
土台が浮いたりしてません?
座りのいい土台が作れたあなたには
石垣職人の穴太衆の称号があたえられます。
穴太衆の意味がわからない人は調べてください。
さあ、天守をのせてください。
石垣ののり代を内側に折っておいてのりを塗りましょう。
勝手に変なところにくっつかないようにです。
ここで注意は天守が歪んでつかない様に真っ直ぐそびえ立つ様に
確認しながら接着しましょう。
じゃ~ん。まだ出来てません!
ここで心、折れるんじゃない!最後まで頑張るんだ!
土塀いきましょう!
あっ!入口の階段忘れてました。写真がない!
天守には入口が2ヶ所ありそこに小さな石階段があります。
土塀を付ける前に石階段を付けてください!
気を取り直して土塀へGO!
土塀は左写真の様に折り曲げます。
次に右の写真の様に屋根の裏側にのりを付けます。
次は、壁を貼り付けて、つなぎ合わせると右の様になります。
これを本体に接着すると完成です。
いつもはここで終わるのですが、今回は久々に樹木と旗も少々
解説しましょう。
写真のように下の折れ線部で切ります。
そして、真ん中の線で折り曲げてのり付けして貼り合わせます。
右の写真のようにそれなり、適当に切り抜いて完成。
貼り合わせてから切る方が綺麗にできます。ただし、真ん中の折れ線で
しっかり折ることです。
旗は切り抜いたら下側を折り曲げて
から貼り合わせるだけです。
後は、好きな位置に配置しましょう。
これが、完成です! 真田氏はすごい城を持っていたんですね。
これは毛利輝元が築城した広島城に匹敵します。