『総帥の自画自賛!』

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日本のお城 模型なら、世界一のラインナップを誇るペーパークラフト専門メーカー 「ファセット」の首領 ゲル総帥が自社商品を自画自賛するための公式ブログ。

物見櫓を作ってみました。

先月末に発売開始したNo.49 家康時代浜松城のオプションパーツを作ってみました。

やっぱりこの手の中世城郭には物見櫓があった方が模型としては雰囲気がでる。でもこの家康時代浜松城は三浦先生の復元案を使用させてもらってるので勝手に追加や削除はできないんで、オプションパーツとして別物で作ってみました。

形としては下のような3タイプ。
DLM005-1物見櫓DLM005-2物見櫓DLM005-3物見櫓



A4サイズPDF1枚のダウンロード販売です。
DLM005 物見櫓















物見櫓って遠くを見るためと思ってませんか?
確かに遠くも見るんですけど、本来は土塀の下を見るためです。この時代、城は山や丘の高い所に造られているので、櫓に登って見なくても遠くは見えます。

それよりも死角となっているのが、土塀の外側です。

防御、敵の侵入を防ぐための土塀なんですが、デメリットもあって塀の外側周辺が見えなくなるのです。夜陰にまぎれ、敵兵や草の者が土塁をこっそり登って来ないように下を監視するのが物見櫓なのです。刑務所の監視塔みたいなもんですね。

どないです?3タイプ作れるんで好きなのをチョイスして下さい。また、曲輪だけ自作したらこの家康時代浜松城の建物とダウンロードの物見櫓、土塀などを使っていろんな山城をオリジナルで作ることもできまっせ。
DLM005-4物見櫓















物見櫓のダウンロードはここから↓
物見櫓 家康時代浜松城用<ダウンロードパーツ> - ペーパークラフト設計・販売 ファセット<FACET> (shop-pro.jp)

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本能寺の変がどう描かれるのか。

『どうする家康』、本能寺が近づいてきました。
今回の大河では本能寺をどう描かれるのか結構楽しみであります。
世間ではいろいろ賛否あるようで、史実と違うとか言われてる記事をよく見かけます。でも今常識とされている史実なんて手紙の一つでも出てくればひっくり返ってしまうので何が本当かなんてわからんですよね。今わかっている事柄と事柄の間を作家さんが独自の解釈でドラマとしてつないでいくところに大河の面白さがあると思うんですけどね。
04 安土城9















本能寺の変もいろんな説がありますが、意外と光秀の出来心で襲ってしまっただけだったりということもあるかもしれませんね。つい、「今やったら信長を討てるんちゃう?」みたいな中二病的な感じでついやってしまったとかね。「ついやってしまった」のフレーズは事件ではよく聞きますもんね。
俺様自身の行動でもすべてに理由がある訳でもなく、結構その時の状況や勢い、感で動くことがあり、理由は後付けみたいなことは多々あるんで、ついそんなふうに思ってしまいます。
また世の事件でも、ご近所や友人のコメントで「そんな事する人とは考えられない」とか「えっ?あの人が?」みたいなことも良くあるので人の行動は理屈では説明しにくい場合もあるんじゃなかろうかと。
合戦 本能寺3
















合戦 本能寺6




 











そして本能寺のあとに起きる『山崎の戦い』。秀吉軍の『中国大返し』は「驚異的なスピードで」と言われてますが常識内で考えればそうかもしれません。でも俺様はみんな薬物をやってハイテンションで山崎に向かったんじゃなかろうかと思っています。大麻って結構大昔からあるんで、もしかしたらやってたんじゃないの?なんてついかんがえてします。
まあ全ては俺様の勝手な想像なのでご勘弁ください。
合戦 山崎2
















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新発売! No.49 家康時代浜松城

No.49 家康時代浜松城 発売開始です。
本品は、大河ドラマ「どうする家康」建築考証の三浦正幸先生の復元・監修です。
ということなので、「どうする家康」に出てくるCG浜松城の元ネタになります。(ドラマで見る限り多少いじくってるみたいですが。)
top-49家康時代浜松城







ウチのシリーズでは初の本格的な室町期の城になるので天守のある城たちとは雰囲気がかなり違って新鮮です。この板葺き屋根の平屋というのが何とも味がある。
パーツは多目で土塀も多いので難易度としては★★★☆(ちょっと難しい)になりますが、ゆっくり時間かければ何とかなるでしょう。

商品の詳しい内容はファセットのwebショップ ↓ をご確認ください。
- Facet<ファセット> ペーパークラフト設計・販売 /日本名城シリーズ/ (shop-pro.jp)
49 家康時代浜松城2















49 家康時代浜松城3









 





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49 家康時代浜松城の作り方

家康時代浜松城の作り方。
hama-top















徳川家康が武田の侵攻にそなえて造った浜松城です。もとは引馬城という城でしたが、家康が増改築して浜松城と名も変えました。これがこの初代浜松城です。と言っても初代浜松城の絵図面は残っていないので復元者の三浦先生が浜松城の縄張りと、当時の城建築レベルを考慮して作ったのがこの復元案です。三浦先生といえば、「どうする家康」の建築考証をやっていますので、番組の浜松城CG製作の際のベースになっています。このペーパークラフトは一つ一つの組立はそれほど難しいものではありませんが部品が多くボリュームがあります。ですが、これまでに同シリーズの城を作ったことがあれば、なんとかなるレベル難易度です。

本品を組み立てる前に、カテゴリ内の作る前に(道具・心得)作り方基本編そして、作り方必殺技編を確認しておいてください。特に「作り方の基本編」にある「屋根裏編」は見ておいてください。

【手順1】
浜松城の土台から作っていきます。
1、2、3番の部品を切り取って、折り曲げ線の山折り、谷折り指示にしたがって折っておきます。
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次に2番と3番の内法(うちのり:城内側の土塁の法面)をのりでつなぎ合わせます。
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1番を接着します。
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【手順2】
手順1と同様に4、5、6、7番を切り取り、内法パーツ5、6、7番をつなぎ合わせます。
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4番を接着します。
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【手順3】
手順1の土塁に外法(そとのり:城外側の土塁の法面)をつけます。これは本丸より高い位置にある曲輪、本丸上壇です。
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8、9、10番をつなぎ合わせます。
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手順1に接着。
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【手順4】
手順2の土塁にも外法部品11、12、14番を接着します。作り方は先と同様です。
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【手順5】
空堀を作ります。
17番に18番を接着します。
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今作った17、18番と16番を15の堀底に接着します。
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【手順6】
20番の本丸の裏門に21番を接着します。
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手順3で作った本丸上壇と接着します。
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次に手順4で作った土塁を接着します。すでに組み立て物がデカいので接着がやり難いかもしれませんが自分で工夫してください。
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手順5の空堀を接着します。
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【手順7】
13、22、23、24番を組み立てます。やり方は今まで同様です。
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【手順8】
本丸に今の手順7を接着します。
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土台の他の3方向の部品19、25、26番を本丸に接着します。
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土台は完成です。
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【手順9】
30、31番ののり代は折っておき、裏のりで貼り合わせます。
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27、28、29番の屋根を接着します。
29番は向きがあります。斜めカットされている部分を門の緑の のり代がわになるようにします。
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【手順10】
控所です。32番の屋根の屋根裏部分を裏のりで貼り合わせます。
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33番の控所を作り32の屋根を接着します。
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36番は作り方2枚目の『門の作りかた』を参考に貼り合わせ。35の屋根を接着します。
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37、38番の門も同様に作ります。34番の縁側は、写真のようにのり代を対辺に接着し長方形に作ります。
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門と縁側を控所に接着します。のり代の形状や位置でどこに付けるかは、わかると思います。写真も参考にしてください。
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【手順11】
主殿の屋根です。39番の中央部の棟を裏のりで接着します。
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41番の屋根裏部分を裏のりで接着。
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42も同様です。
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この42に40番をつなぎます。
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40番の屋根の屋根裏を裏のりで貼り付ける。
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この3つを接着します。
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両側に出ている屋根裏を裏のりで接着します。
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【手順12】
43番と44番とつなぎ主殿を作り、手順11の主殿屋根を接着します。
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これに45番46番の縁側と47番の階段を接着します。
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【手順13】
48番の屋根はこれまでと同様に屋根裏を裏のり接着。
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次に49番に接着します。
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【手順14】
台所です。どれもこれまでと同様です。
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この51と54は互いに「台所」と表記されている面どうしを接着します。
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52番も壁に接着。
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【手順15】
御座所の屋根を作ります。
55番屋根と56番入母屋破風屋根の2個です。作り方はこれまでと同様です。56番の入母屋破風屋根の屋根裏を先に裏のりで貼り合わせておきます。それを55番の屋根に接着します。
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最後に55番の屋根の屋根裏を裏のりで貼り合わせます。
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【手順16】
御座所を組み立てます。
57番の御座所に58番と縁側59番、60番を接着。
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手順13で作った渡り廊下と61番、62番の縁側を接着します。手順13の渡り廊下は「御座所」と表紙された面を接着です。
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手順15の屋根を接着して完成。
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【手順17】
これまでに作った手順10の「控所」、手順12の「主殿」、手順14の「台所」、手順16の「御座所」、そして手順9で作った「門」。これらをつないで御殿にします。
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組み付けに順番はありません。自由にやり易いようにやってもらえばいいです。下記は参考です。
手順14台所の渡り廊下と板塀を手順16の御座所に接着してつなぎます。
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次は手順16の御座所と手順12の主殿をつなぎます。
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手順10の控所についている板塀を主殿と台所に接着してつなぎます。最後に手順9の門を主殿に接着して御殿は完成です。
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【手順18】
御殿を本丸に配置しましょう。本丸の配置図の位置に先ほどの本丸御殿を接着しましょう。
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御殿側の のり代にのりを少し多めに塗ります。理由は塗る面が多いので全て塗る前に乾いて行ってしまうからです。コツは接着時に建物が浮かないように角と一番外側になる所にのりをしっかり塗ることです。
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次に塀を作ります。手順18の左に「土塀の作る方」を参照して欲しいです。ここでは御殿と土塁の間につなぐ板塀63番と64番についてピックアップして図解しています。
まず、64番を写真のように折り曲げを線種に合わせてしっかり折ります。そして裏にのりを塗って二つ折りし貼り合わせます。
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63番の屋根を接着します。屋根には向きがあります。屋根の端が斜めにカットされている方を地面のり代側になるように接着します。
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この様になります。
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これを御殿と土塁の間に接着します。板塀の御殿側端面にのり代はありませんが、この御殿壁に接触する板塀の端にも、のりを塗って壁に接着することをお勧めします。
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次は67、68番の土塀。屋根の斜めカット面が写真の向きになるように接着します。
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これを土台の南東側に接着します。方位は土台の裏を見ればわかります。
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これは65、66番の土塀。屋根の斜めカットの向きに注意して接着します。
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土台の北東位置接着します。
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【手順19】
表門と裏門の上に乗っかってる櫓を作ります。この門櫓は表門が横に長い方で、裏門は短い方です。
71番(長)と83番(短)の屋根をこれまで同様に屋根裏を貼り合わせ作ります。
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そして72番(長)と84番(短)を作ります。櫓の底は写真のように接着します。
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屋根と接着します。
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【手順20】
表門を作ります。
73番の門に74、75、76の控柱を接着します。
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そして先ほどの櫓門、4間幅の長い方と接着します。接着には向きがあります。写真のように控柱が見えている方は櫓の窓が無い方です。
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これは城外側です。門の見える方に窓が有ります。
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【手順21】
次は裏門。先ほどと同じように作ります。
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【手順22】
櫓を作ります。組立て方法はこれまでと同じなので説明は無しです。櫓は「櫓-1」と「櫓-2」の2種類、各2個作ります。櫓-1と櫓-2の違いは入口の位置違いです。

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【手順23】
77番と78番で土塀を作ります。少々複雑な折れ曲がりをしてますが今までの応用といった感じです。
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この土塀を手順20の表門に接着します。位置は門を裏から見て右側になります。
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本丸に接着します。
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次は79、80番で土塀を作ります。
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先ほど作った櫓-1と、この土塀を接着します。櫓と土塀は隙間がないようにできるだけ密着させてください。また、土塀の端面にのりを塗って櫓の壁に接着しておくと良いですよ。土塀が時間の経過で取れ込むことがあるのでそれを防ぐことができます。そうそう、櫓の窓は外向き、城外側に向けてください。御殿を囲む櫓は基本的に城内側には窓を付けません。守備兵から殿様の生活が見えないようにするためです。
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そして櫓-2も接着します。
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81、82の土塀を作ります。
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この土塀と手順21の裏門を本丸に接着します。
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どちらを先に、と言うのはないです。自分で良いと思う方から取り付けください。
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【手順24】
また土塀です。土塀は作るの面倒なので俺様は大嫌いな作業です。
89、90番を裏のりで貼り合わせたら88番の屋根を取り付けます。
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ここでは他にも95番と96、97番。そして98番と99、100番の土塀を作ります。
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【手順25】
膳所を作ります。膳所とは台所ですね。もう説明はいらんでしょ。
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【手順26】
本丸の北側の土塀を付けて行きます。先ほど手順24で作った98、99,100番の土塀を表門の横に接着します。
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櫓-2を接着。まあ、先ほどと同じですね。
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手順24の土塀2つと櫓-1を接着します。
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【手順27】
会所の屋根を作ります。
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【手順28】
会所を組み立てましょう。今作った手順27の屋根と118番の会所、そして3つの縁側を組み付けます。
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【手順29】
111番と112番で渡り廊下を作ります。
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渡り廊下と手順28の会所を接着します。
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手順25の膳所も接着します。
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【手順30】
また土塀です。もううんざりやわ。
106番と107番、共に裏のりで貼り合わせてつなぎ合わせます。
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屋根を付けます。
101、102、103、104と順に接着。
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最後に105番を付けますが屋根の尖っている方は外側にして接着してください。
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【手順31】
これが最後の土塀です。もう説明する気力もありません。もうここまで来たらわかるわな。
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【手順32】
いよいよ最終工程です。
今作った手順31の土塀を土台東面の坂道に接着します。
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本丸の上壇部分に会所を取り付けていきます。
ここは、建物を先に接着すると土塀の位置合わせが少しやり難いので先に土塀から接着する方が良いでしょう。
これは手順30で作った複雑な土塀です。地面ののり代位置に合わせて接着します。位置がズレないようにピンセットなどを使って位置を合わせてください。
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手順29で作った会所と膳所です。位置をしっかり合わせ、建物が浮いたりしないように注意し接着します。これで完成です。
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【補強柱】
これは付けても付けなくてもどちらでも良いのですが、強度に不安がある場合にはこの「補強柱」を御殿の下あたりと会所の下あたりに接着します。完成品をむき出しで長期展示しする場合は、外気の湿度やほこりの影響でのりが剥がれてきたり紙がふやけたりする場合があります。そんなときはこの補強柱を入れていれば地盤沈下することはないでしょう。
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これで完成です。中世の城って感じでええ味出てるでしょ。
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来ました。『どうする家康』に安土城登場!

大河ドラマ『どうする家康』に出ましたね。安土城!
あの安土城復元案は中村泰朗先生、監修三浦正幸先生のやつです。
大河の建築考証が三浦先生なので当然そうなるのですが、そのものずばりがこのウチの安土城です。模型としては、この世にウチのペーパークラフトしか存在していないのだ。

たしかテレビで出た安土城天守のカットはこの角度だったと思います。
どうよ!
カッコいいねー。
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この日本名城シリーズ1/300 安土城に興味ある方は下記リンクの商品ページも見てみてください。
- Facet<ファセット> ペーパークラフト設計・販売 /日本名城シリーズ/ (shop-pro.jp)

04 安土城8















04 安土城5















04 安土城3















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京都府 カードモデル・ビギナーさん 俺作B級「HMV Wuppertal」

<お客様投稿>
俺作B級 『HMV トロール船 
Wuppertal
投稿者:カードモデル・ビギナーさん
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<作品コメント>
ご無沙汰しています。京都の「カードモデルビギナー」です。
HMV製のトロール漁船、Wuppertalが完成しましたので、投稿します。
本体の組立については、もう慣れた作業ですので、特に難しいと感じた工程はありませんでした。ただ、いつも船体の外板の切り抜きには気を使います。微妙な曲線で定規は使えず、ハサミを使って手作業で、それも結構な長さを切っていく作業となり、外観にも直接影響するので緊張します。また本作ではマストをプラ棒で代用せず、紙部品から丸めて製作していますが、これも小さい直径のテーパーのついた円柱の組立に、なかなかてこずりました。製作後は、内部に適当な直径のプラ丸棒あるいは真鍮線を万能接着剤とともに挿入し、補強としています。あと細かい点ですが、小さな直径の円部品を切り抜くには、通常パンチで打ち抜きますが、部品の外形に合わせて抜くのはなかなか上手くいきません。見栄えに関係し、外形通りに切り抜く必要がある場合は、円部品の周囲を正方形に切り取りした後、彫刻刀の丸刃で四隅を外形に合わせて切り取る方法を採用しています。これだと円部品の外形通り切り取りできる反面、厳密には真円にはなりませんが、外眼にはほとんど影響ないのでこの方法を併用しています。この方法は、半円を含む部品でも適用可能です。本作の最大のハイライトは張り線(リギング)です。従来製作してきた作品と比較して極めて多く、作業に慣れていないこともあり苦労しました。たとえば、マストの細い部品に張力を掛け過ぎて曲げてしまったり、作業中に不注意で手で触れて部品を破損したりと。破損した部品は、元の状態に戻した上、瞬間接着剤を沁み込ませて補強しています。一部、見栄えに影響しないと思った張り線は省略しています。張り線には、手芸用糸の#50レジロンという弾力性のある糸を使用しています。
ということで無事完成にこぎつけることができました。個人的にはミスが目立たず、上手く組めたと満足しています。
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<ゲル総帥コメント>
カードモデル・ビギナーさん、いつもありがとうございます。
今回はWuppertalですね。このモデルは結構人気がある船です。今回は過去最高の出来じゃないでしょうか。メーカーの商品紹介画像のようです。細かなリギングが一層完成度を引き立てています。レーザーパーツも使用され作りが丁寧なので非常にきれいな仕上がりです。もうA級ですね。

コメントにあった小さな円部品ですがあれは大変ですよね。直径にもよりますが、私は革製品の穴あけに使うポンチを使うことがあります。位置を合わせてプラハンでガツンと一発ですが、なかなか位置合わせが難しい。

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控えめなくせに自画自賛する。
お客様投稿コーナー「俺作〇級」作品募集!

<投稿ルール>
○投稿は「俺作A級、B級、す級、あわれ落城」の4つのカテゴリから指定ください。
  ・俺作A級・・・自画自賛クオリティ。「俺の凄いやろ!」という方。
  ・俺作B級・・・自分では「どーよ」と思ってるが他人の目が気になる方。
  ・俺作す級・・・商品をただ作っただけの素組レベル。
          初挑戦やけど「俺にも作れたぜ!」など。
  ・あわれ落城・・・「どうせ俺は不器用者よ!」という落城レベル作品。 
           失敗作は笑いに変えよう!
   (あわれ落城でゲル総帥から笑いがとれれば失敗した城の商品をプレゼントします。)

○作品はファセットペーパークラフト(無料ダウンロード品含む)に限ります。あたりまえ!

○主がファセットの城であれば、他社模型パーツやクラフトを使用していても可。

○作品の画像は下記メールアドレスへ。写真画像は4枚程度まででお願いします。

○投稿の際には、お客様の〒、住所、氏名、年齢、性別、作品カテゴリ、作品コメント、投稿ネーム(ペンネーム)をもれなく記載ください。 写真の添付も忘れるな!

ブログでのお客様の紹介事例は過去の掲載記事を参考にしてください。
ゲル総帥が上から目線でコメントします。たまには、辛口、いじりコメントもしますが愛情込めてますので笑って済ませてください。真に受けたらアカンよ。

<作品画像送り先>
ファセットお問合せメールアドレス info@facet.jp へ、件名は「俺作〇級」で送って下さい。

いよいよ長篠の戦い

大河ドラマの『どうする家康』来週はもう長篠の戦いです。
ウチのペーパークラフト達の売れ行きは、わりと大河ドラマに影響をうけますね。
『どうする家康』が始まったころは、『岡崎城』、そして今は『浜松城』、多分 来週からは『合戦ジオラマペーパークラフト 長篠の戦い』が売れると思う。多分ですけどね。

合戦 長篠の戦い1















合戦 長篠の戦い6















合戦 長篠の戦い7















合戦 長篠の戦い8















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