自画自賛!「ペパクラ開発日記」

  <ペーパー模型専門メーカー「ファセット」の公式ブログ!>

日本のお城 模型なら、世界一のラインナップを誇るペーパークラフト専門メーカー 「ファセット」代表のゲル総帥が自社商品を自画自賛するための公式ブログ。

10 復元 佐倉城 作り方

佐倉城の作り方(参考です)
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佐倉城は代々徳川家家臣が城主を務める城なので、縄張は土塁で構成されています。天守も将軍家への配慮や石高も外様ほど高くはないので三重屋根です。この天守は建ててる場所が面白く半分が土塁にかかっています。そして特徴的は建物がこの銅櫓で江戸城から持ってきたとのことです。この佐倉城ペーパークラフト初版は2011年に作ったのですが今となっては設計が古くちょっと気になるところも多々出てきたので増刷ついでに完全に作り直しました。建物は外観形状は同じですが絵入れや展開方法など、今の標準的な作り方に合わせました。また土台は土塁の高さなど変更し大改修をしました。一見した感じはほとんど変わってませんが、全てを作り直したので以前よりずっと良くなりました。


いつもの事ながら本品を組み立てる前に、カテゴリ内の作る前に(道具・心得)作り方基本編。そして、作り方必殺技編を確認しておいてください。ココに描いてあることは下記の本編では説明を省く事がありす。


【手順1】
天守の最上階の屋根から作ります。
①屋根の中央の棟を裏のりで貼り合わせます。
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②の破風を接着しますが、その前に破風の屋根裏を折り返して裏のりで貼り合わせておきます。
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①と②の間に隙間ができないようにしっかりと接着します。ピンセットを使ってはり合わせ面を挟んで接着すると簡単です。
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①の屋根裏も裏のりで折り返して貼り合わせます。
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③のシャチホコを真ん中で折り棟を挟み接着します。
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【手順2】
作り方1/2の右上に載ってるように⑤⑥屋根をつなぎ合わせます。
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次に屋根裏の裏側にのりを塗り貼り合わせます。これで屋根どうしをつなぎ合わせたのり代を挟み込むことになるのではがれにくくなります。
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④を四角くつなぎます。
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屋根側ののり代にのりを塗って④と接着します。
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【手順3】
ココも先ほどと全く同じですが、感のいい人はお気付きのとおり、同じ屋根でも両端にのり代があるやつは先に屋根裏を接着しても良いです。挟むのり代が無いので。
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手順2と同じですね。
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【手順4】
⑩を組み立てたら今まで作ったものと組み合わせます。
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傾きやよじれが無いか確認しながら接着してください。
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【手順5】
銅櫓を作りますが少々細かいのでピンセットを使う方が良いです。
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作り方は今までの屋根同様に4つをつなぎ合わせ、屋根裏を貼り合わせます。
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⑪の黄色いやつを四角く作り屋根の上に接着します。
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【手順6】
これも同様に4つをつなぎ合わせて作ります。
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一つ今までと違うのは屋根の内側ののり代は、山折りで内側に折り曲げます。ここには、次の工程の⑭をはめ込むので折りがズレていたり甘かったりするとはめ込めなくなるので注意ください。
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【手順7】
⑭を四角く綺麗に作ります。
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⑭を屋根にはめ込みます。作りが悪いとはまりません。線のとおりに折る、貼るが出来ていればぴたりとはまります。
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屋根を一番下までずらして⑭ののり代部分にノリを塗ります。そして屋根を上にずらしていき、のり代位置に接着します。
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【手順8】
もう説明はいらんじゃろ。
注意は向きがあります。⑰の東側窓が他と位置が違う。次に作る1階も南側だけ違うので向きを間違えないようにこの⑰の南側ののり代には赤丸が付いています。屋根⑲にも赤丸が付いているので向きを合わせて接着してください。
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【手順9】
手順5で作った屋根と手順7を組合わせます。
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構造上のり代の位置を確認しながら接着ができないので、ちょうど真ん中になるように感で接着します。
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次は㉑を作ります。先にも言いましたが向きがあるので南側の赤丸方向の壁を確認しておいてください。入口になる大きな入り口があります。これが南側。
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手順8で作った2階と接着します。赤丸方向を合わせて接着です。
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先程の上の屋根と接着します。
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【手順10】
ここからは土台です。
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㉕に㉔を接着し、次に㉓を接着するのが作業が簡単かな。
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最後に㉒を接着。
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【手順11】
㉖の出丸に㉗の土塁を接着。
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㉘の堀に㉙の土塁を接着。
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この2つを接着します。
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それを手順10の土塁と接着し、㉚を接着します。
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両側の㉛㉜も接着して土台は完成。
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【手順12】
ここは出丸の土塀です。土塀は結構難しい。
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出丸側ののり代にのりを塗って位置合わせしながら接着します。結構ムズイよ。
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これは引橋。引橋とは、仮の橋で敵が来ると板橋を城内側に引っ込める橋です。
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端に足がある方を土塀側にして接着します。
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【手順13】
次の土塀は土塁部分。これは長さがあるので真っ直ぐに折らないとよじれたり反ったりしやすいので丁寧な折りが求められます。
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㉝㉞に㉟の石落としを接着し、つなげます。
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ここも土台側にのりを塗り接着します。
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【手順14】
佐倉城のシンボルツリー夫婦モッコク。
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㊶㊷共に写真の様に真ん中部分を貼り合わせます。
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そして両者を貼り合わせ。
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【手順15】
銅櫓を土台に接着しますが向きに注意です。
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天守を接着。
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モッコクを付けて完成です。桜の木はお好みで。
10 佐倉城2








この補強柱は、状況に応じで付けるか否かを決めてください。写真の補強材は試作時の写真です。裏紙を使ってますので、ご了承ください。
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10 佐倉城3

















10 佐倉城8

















樹木を模型用の物に変えてみました。こっちの方が雰囲気出るね。
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菊之助さん 俺作す級 『久野城』

<お客様投稿>俺作す級
投稿者:静岡県 菊之助さんの作品『久野城』
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作品コメント
初めまして菊之助と申します。

故郷の久野城を作ってみましたので投稿します。何分初めてですので「俺作す級」で。

豊臣秀吉がかつての主君松下氏に与えた小さな城です。初めは縄張りだけ作っていたのですが、やっぱり建物も作りたくなりでもプラモデルを改造するのは難しいので何かないかと探していたら、こちらのキットに出会いました。


大手門から
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西側から
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南側から
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なるべく発掘調査報告書や資料に基づいていますが想像の部分が多いです。

お気づきかと思いますが貴社のキットのパーツをいろいろと流用させてもらいました。

ただよく考えてなかったので最初の縄張りの時に大きさを1/380にしてしまい少し縮小をかけています。  

使ったキットは津山城、福知山城、二条城、名古屋城本丸御殿、備中松山城、浜田城、米子城、上田城、ダウンロードパーツです。

これだと少しルール違反な気がしますのでキットの浜松城も合わせて作ってみました。

部品のて精度が素晴らしく作っていて楽しかったです。

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おかしな病気が流行ったり、長雨だったり、この先は暑い夏がやってきますが、どうぞ皆様ご自愛くださいますように。


ゲル総帥
菊之助さん投稿ありがとうございます。
とうとうこのレベルが来たかと思っております。土台は完全に模型ジオラマですね。
本作でのウチの商品の存在感は高いと思われますので、全然ルール違反ではないです。ルール違反はこのジオラマを『す級』で出したことです。

これは完全に『A級』でしょ!良い味出てますよ。

城郭模型の経歴は長いのでしょうか。パウダーの使い方や堀の水などを見るとそこそこの経験が無いとできないレベルに見えます。浜松城も門を開け、柱もくり抜いてますね。気に入ったのは久野城の物見櫓と御殿の渡り廊下ですね。御殿は名古屋城本丸御殿のようですが、屋根を上手く藁ぶきにしてありますね。すごい。今まではペーパークラフトありきでしたが、菊之助さんのようにやればどんな城でも作れそうです。次回作も期待してます。

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お客様投稿コーナー「俺作〇級」作品募集!

<投稿ルール>
○投稿は「俺作A級、B級、す級、あわれ落城」の4つのカテゴリから指定ください。
  ・俺作A級・・・自画自賛クオリティ。「俺の凄いやろ!」という方。
  ・俺作B級・・・自分では「どーよ」と思ってるが他人の目が気になる方。
  ・俺作す級・・・商品をただ作っただけの素組レベル。
          初挑戦やけど「俺にも作れたぜ!」など。
  ・あわれ落城・・・「どうせ俺は不器用者よ!」という落城レベル作品。 
           失敗作は笑いに変えよう!
   (あわれ落城でゲル総帥から笑いがとれれば失敗した城の商品をプレゼントします。)

○作品はファセットペーパークラフト(無料ダウンロード品含む)に限ります。あたりまえ!

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                     ファセット 「俺作〇級」 係

リニューアル中

No.10の佐倉城をリニューアルしてます。
10 佐倉城2















2011年に設計したものなので構造が古く、今のうちの設計標準構造とはだいぶん違う。
部品の展開形状や完成構造は常に新しいものを取り入れているのですが、すでに商品化済みの物に盛り込むのは在庫が無くなって増刷時のタイミングで改良を加えています。
かねてから改良を加えないといけないと思っていたこの佐倉城がようやく良いタイミングになったのでせっせと手を加えてます。
この佐倉城は天守や銅櫓は復元図面どうりなので見た目は同じですが部品はほぼ全て設計し直しました。
10 佐倉城3















10 佐倉城8















マイナーなお城ですが、みどり屋根の銅櫓が特徴。
この櫓のおかげで品の良い城となっています。室町期を感じないか?

十万石まんじゅうさん 俺作B級「姫路城DX+備前丸」

お客様作品投稿<俺作B級>
・投稿者:埼玉県 十万石まんじゅうさん「姫路城DX+備前丸
備前丸正面



















備前丸南西


















作品コメント

お世話になっております。

姫路城DXを新しく作り備前丸とドッキングさせてみました。

加賀大納言様の超絶技巧を拝見してこのお題はどうかとも思いましたが…

備前丸の追加バージョンを投稿されている方はまだいらっしゃらないようですので、露払いの意味も兼ねて拙作の画像をお送りいたします。

今後おそらく切腹丸の追加もしくは本丸御殿のまるまる復元などと、とんでもない方々が出そうな気がします。

従いまして、B級の投稿と致します。

備前丸南東1



















備前丸北東



















備前丸南東2


















ゲル総帥
十万石まんじゅうさん、そこまで謙遜する必要はありませんよ。こういう物は自己満足がなにより大事!俺様はA級でもいいと思います。
十万石まんじゅうさんは、ペパクラ自体の製作がとても上手ですね。「姫路城DXを新たに作り」とありましたが姫路城2回目ですか?大天守は他の城を作ったことがあれば特に問題なく出来ると思いますが、この姫路城は小天守群が渡櫓でつながっていてこれが結構複雑な形をしているので水平を保つのが難しい。小天守が独立してればいいのですが渡櫓でつながっているので水平の傾きが目立ちやすいんですよね。俺様も姫路はいくつも作りましたが、いまだに神経使います。なので自主的に作ろうとは思わないです。出来れば作りたくない(笑)すっごいエネルギーいるから強制されないと作れないです。
この作品を見ると地面前面にパウダー振りかけてますが大変だったでしょ。ちょっと目が粗い様にも見えますが良い色です。パウダーは結構厚めに塗ってますよね?接着剤は何を使ったんでしょ。しっかり貼りついていて全面均一に接着できるというのは興味あります。ジオラマ製作の材料や道具はすごくたくさんあるのでどれが最適か分からないので、こういうところで意見交換できればいいなと思います。

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福知山城古写真発見

明治期に撮られた廃城前の福知山城の古写真が見つかりました。
このニュース知ってます?

福知山城古写真記事















 













この古写真発見者は城郭模型作家の島さんなんですが私の友人です。
日頃から城の復元や考察についていろいろ相談されるのですが、今回もこの写真を発見してすぐに連絡がありました。
福知山城 加工1小












写真の原本は色があせていてわかり難かったのですが島さんがフィルターをかけ見やすく加工。それを見るといかにもこのシルエットは福知山城。ただ絵図で残っている天守にはこの右側に門櫓など付属の建物があるのですがそれが無い。
しかし、カメラは江戸末期に日本に入ってきた。そして天守は廃城令の明治6年。その間であれば一部が取り壊されていることはよくある事。それらを考えると明治初期の写真なら十分あり得る写真だとも思えました。
なので三浦正幸先生に鑑定してもらいました。建物の件は先生もあまりにも今の天守に似すぎているということで偽物を疑っておられたのですが、「写真の年代鑑定を日本カメラ博物館に鑑定を出しては?」とアドバイスいただき島さんに連絡しました。結果、明治初期の写真に違いないとのことがわかりました。その間、三浦先生もいろいろ調べてくれて、これが明治初期の福知山城であると結論が出たわけです。
島さんからはメディア記事が出るまで箝口令出されてましたので、ことは内密に進んでいたのですがこのほどメディア発表され今こうして私も自慢しているのです。
福知山城の写真は今まで見つかっていなかったので大発見です。
これで福知山城の木造復元も可能になったかな?

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